2008年07月09日 FIAT500
こんにちは。
イタリアの誇り、FIATをご存知ですか。
某有名な怪盗も盗んだというコンパクトカーです。
http://www.fiat-auto.co.jp/fiat500/news/20080311.html
7 月5 日から8 月7 日までの間、最新のフィアット500 に
イタリアのコンテンポラリー・アート界を代表する画家の
ジュリアーノ ゲッリ氏がペイントを施した
世界に1 台だけのフィアット500 エコ アート (FIAT 500 eco-art)
が『Yahoo!オークション』 に出品されています。
http://search1.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=FIAT500+eco-art&auccat=26318
オークションの収益金はNPO法人の子供地球基金に寄付され、
世界各国の子供達のアートを使った環境教育に使われるとのこと。
う~ん、かわいい!イタリア人のFIAT好きは世界的に有名で、
イタリア以外の国でFIAT車を見かけるとわざわざ寄せて合図を送るイタリア人もけっこういます。さすが情熱の国です。笑
フィアットグループオートモービルズの
ブランド本部 カントリーマネジャーのTiziana Alamprese氏を
取材する機会に恵まれました。
なぜアートで、子供なのか?
環境への取り組みのテーマ選定としては珍しい組み合わせ。
「子供」はFIATが子供の目線を取り入れて開発された車であり
Big heart in a small bodyというキャッチもまるで子供を表現しているかのよう。
そんな車のコンセプトと合致して、環境問題の重要性を子供に伝えることがとても大切と考えているから、とのこと。
持続可能性という観点から、教育というのは重要テーマです。
そしてアートもやはりFIATのコンセプトである「Everyday Masterpiece」でもわかるように、
イタリアの心でもある芸術と遊び心から。
なるほど。商品そのものとの関連性がありますね。
今回のオークション企画、収益を寄付して終わりというわけではなく
そもそもバックグラウンドとして、FIATには女性社員が中心となったRESPECT PROJECTというものがあり、その中から生まれてきた一つの企画という位置づけ。
RESPECTは
Responsibility
Environment
Society
People
Ethic
Commitment
Transparency
2020年までに車のゼロエミッション化を目指すために
どのように段階的に技術開発と汎用化を進めるかという研究です。
確かに、いきなり最先端の高価な技術を導入しても
高すぎて誰も買えなかったら意味がない。
それまでの間、段階的にクリーンディーゼルやエンジンの小型化など
購入できる価格で導入できることから取り入れ、
少しずつ負荷を減らしていくというモデルです。
付随して渋滞を減らす「交通」やシェアカー、エコドライブ、上記RESPECT項目についても総括的に研究されているとのこと。
車の会社は、常に環境問題とは切っても切れない関係にあるので
環境配慮についてはだいぶ以前、それこそ公害問題の頃から
かなり厳しく経営理念に取り入れているそうです。
こうした昔からの理念と研究と商品への反映あっての、社会貢献活動ですね。
FIATグループは他の会社と比べるとエコを謳っているわけではありませんが、
オシャレにかわいいコンパクトカーは
しっかり2007年度CO2排出量最少の車に選ばれていたりします。
さりげなくて、共感できました。
http://www.fiat.co.uk/Community/blogs/international/archive/2008/04/24/fiat-set-euro-record-for-co2-emissions-2.aspx
最近、日本ではCSRが一般化してくるにしたがって、
何故かみんな同じ構成、同じように「CSR」という言葉で表現していますが
RESPECT PROJECTのように、その会社の言葉で語るオリジナリティがよいと思います。
Tizianaさんは日本語が素晴らしく堪能で、
日本人以上に日本の心を理解していらっしゃって、
すっかり「思い出せ、日本のよさを」話(?)で盛り上がってしまいました。
しかもオシャレ!スーツは20年前から着るのをやめたの、と微笑む姿に
素敵な大人の女性を感じました。
イタリア女性からも、イタリアの遊び心からも、学びたいこといっぱいです。
ぜひ一度オークションをのぞいてみてください!
また結果が出た頃、このブログでも追いかけたいと思います。
カテゴリ:未分類 | コメント・トラックバック()



コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この記事のコメント・トラックバックRSS
コメントする