2008年03月13日 梅が咲きました
オフィスの庭の梅がようやく開花しました。
近くの大学構内の梅は先週から満開だったので、うちの子は大丈夫かしらと心配していたのですが、無事今年も白い花を咲かせてくれました。
紅梅は白梅より1週間ほど遅いようです。(エコトワザの庭調べ)
梅の花言葉は「高潔」「あでやかさ」。
中国から薬用として伝来したと言われています。
そういえば台湾の国花ですね。
庭に飛来するコマドリはよく梅の花を食べていますが、
梅干にしなくてもカラダによさそうです。
そしてあと2週間すればサクラの季節。
日本の自然は本当に美しいですね。
もしパソコンの前に座りっぱなしの方がいらっしゃったら、
お仕事の合間にちょっと外を散歩してみてください。
華やかな季節です。
2008年02月08日 バレンタイン大作戦
皆様こんにちは。
エコとはちょっと関係ありませんが、近づいている行事について。
でもおそらく、予想している内容と少し違うので気をつけてお読みください。
バレンタインというと、女の子が男の子に告白できる日!
と言われており、さらにお返しにホワイトデーという行事まであるようなのですが、この習慣は実は日本に特有のものとご存知でしたか?
バレンタインの起源は、もともとローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌに由来する記念日であるとされており、世界中で恋人同士が主役のイベントである点は共通しています。
ただし、日本以外では「お互いに」チョコレートや、お菓子や、カードの贈り物をする、あるいは「男性が女性に」花を贈る日となっているのです。
ちなみにアメリカでは、小学校を挙げての一大(公式?)イベントとなっていて、バレンタインパーティの時間があり、友人同士でカードやお菓子を贈りあったり、家族にも「ありがとう」の言葉を添えて贈り物をしたりしていました。
日本の「女性から男性に」「チョコレートを」贈るという二つのキーワードは、特異なのですね。もともとはチョコレートの会社がキャンペーンとして打ち出したところ、それが習慣化したというお話は有名です。市場をつくったという意味で、ビジネスとしては当時の発想力にうならされますね。
義理チョコという、お歳暮・年賀状に通じる概念、そしてホワイトデーも、非常に興味深いです。「○○返し」という日本の贈り物返礼文化を見事に応用していますね。(ホワイトデーこそ、世界中で日本にしかありません!)
そんなわけで、私は日本の文化になじむことができずにこれまでアメリカ流バレンタインを貫いてきたのですが、ぜひ男性社長にお薦めしたいのが、この欧米風バレンタインの習慣である「花を贈る」という行為。
奥様や恋人に贈るのも素晴らしいと思いますし(絶対に驚かれるし、かっこいい!)、例えば会社に花を持っていって、社員の皆様に対して感謝の心を込めたカードを(男女問わず)贈る。とてもスマートですね。せっかくのイベントを利用すれば、気軽に日ごろの感謝を表すことができます。もちろん女性の方であっても、お世話になっている方にカードとお菓子をお渡しするのは喜ばれますね。
私もこの時期にお会いするお客様やパートナーさんには、男女問わず、そして私が女性であるからではなく、感謝の気持ちを込めて、チョコではなくカードをお送りしています。とはいえ、日本の習慣に巻かれて最近は諦めてチョコレートも一緒に渡しています。でもあくまでも主役はカードなんです)
まだまだ、習慣を打ち破ることは難しいですが、地味に普及活動を広めようと思います。ぜひ、皆様も、だまされたと思ってお試しになってみてください。きっと世界がちょっとだけ明るくなります♪
2007年12月17日 ~電気を消して、スローな夜を~
2007年12月22日。
皆さんはこの日が何の日か、ご存知でしょうか。
そう、「冬至」です。北半球では太陽の高度が一番低く、最も夜が長い日ですね。
街のイルミネーションがいっせいに輝く時期の冬至の夜と、夏至の夜の年2回、全国各地でゆるーりと行われるイベントがあります。
それが、「100万人のキャンドルナイト」です。
「100万人のキャンドルナイト」は、夏至と冬至の夜8時から10時までの2時間、電気を消して、キャンドルの灯りのもと、ゆっくりと時間を過ごしてみましょうというよびかけです。主導しているのは環境NGOの、「大地を守る会」さん、「ナマケモノ倶楽部」さんなど。さらに環境省がパートナーとして連携しています。
2001年の北米での自主停電運動を起源に、2003年から毎年2回、「でんきを消して、スローな夜を」をキャッチコピーに、日本各地で行われています。夏至の日に、東京タワーが消灯したことはニュースにもなりましたよね。2006年には韓国や台湾も参加しています。
ではこの運動、なぜ夏至と冬至に行われているのでしょうか。
それには3つの理由があるそうです。
第一に、特定の主張と結びつかない、多様性を受け入れられる日だから。
第二に、自然のリズムを感じられる日だから。
そして第三に、国境を越えて呼びかけられる日だから。
夏至と冬至は、地球に住んでいる限り、誰にでも平等に訪れる日です。
イベントが行われるのはたった2時間であり、それ自体が大規模な節電になるわけではありません。しかしその2時間は、私たち自身のこと・自然のこと・平和のこと・世界のこと・未来のことを、ゆったりと想い見直させてくれる、素敵なきっかけになるのかもしれません。そんな小さな一歩から、「それじゃあお昼には、太陽の下で仕事をして節電しようかな。」なんて、エコ活動が始まっていくのかもしれませんね。
いろんな人の、いろんな想いをのせて、このイベントは今年の冬で10回目を迎えるそうです。みなさんもぜひ、お気に入りのろうそくを焚いて、大切な一日を過ごしてみませんか?
100万人のキャンドルナイト http://www.candle-night.org/home.html
大地を守る会 http://www.daichi.or.jp/
ナマケモノ倶楽部 http://www.sloth.gr.jp/aboutus/candlenight/top.htm
(文責:大住典子)
2007年12月03日 ~お酒とつきあう、人とつきあう。~
とうとう12月。忘年会シーズン突入ですね!
職場、友人関係、学生時代のサークル仲間、etc…
お酒を飲む機会も増えるのではないでしょうか?
というわけで今回は「お酒」をテーマにお送りします。
「アルコールには、楽しい気分を盛り上げると同時に、ストレスにさらされて緊張した心身を解きほぐす、という2つのはたらきがあると考えられる」(healthクリック)というように、飲みすぎなければよい効能もある、お酒。
ただ、このシーズンは、お酒があまり飲めない人には、ちょっとつらい季節ですよね。
そんな人にオススメなのが、ノンアルコールカクテル。場の雰囲気を壊さずに自分も楽しめる、甘くておいしいミックスドリンクです。
なかでも有名なのは、シャーリーテンプルやサラトガクーラー。
シャーリーテンプルは、ざくろのシロップであるグレナディンシロップと、ジンジャーエールのドリンク。
サラトガクーラーは、主に、ライムジュースとガムシロップ、ジンジャーエールを使ってつくるドリンクです。
二つともアルコールは入っていませんが、きれいな見た目に酔いしれてしまうこと請け合いです。
ただ、シャーリーテンプルは、京都近辺ではカシスリキュールのカクテルを指すことがあるので要注意。
また、お酒が好きな人も、学生時代のように「質より量」ではなく、大人な飲み方がしたいですよね。
たとえば、TPOをわきまえて雰囲気を楽しむ、というのはもちろんのこと、飲むお酒にもじっくり、こだわりたい。
ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、カクテルなどなど、様々なお酒がありますが、同じ種類のお酒であっても、その味わいは本当に多種多様。
飲むごとに、作ってくれた人のことや産地のこと、原材料のことなど、自然の恵みに思いを馳せるのもまた一興かもしれません。
忘年会は「年忘れ」のための会。
でも、まちがって記憶までなくさないようにしなきゃいけません。
このシーズン、お酒が好きな人も、苦手な人も、気持ちよく楽しく過ごしたいですね。
参考:
healthクリック http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000753.html
(文責:大住典子)
2007年11月16日 ~四季を感じて~“霜月”バージョン
はやいもので2007年もあと1ヶ月半ですね。
やり残していることは、ありませんか?お仕事だけではなくプライベートも、今年一年の目標をそろそろ振り返る時期なのかもしれません。
厚生労働省によると、11月は「ゆとり創造月間」。
お昼の暖かい日差しの中で、お散歩したい衝動に駆られながら、今回は季節にちなんだお話をゆったりお届けしたいと思います。
今回のテーマは「霜」です。
日本では旧暦11月を霜月と称していました。
現在の新暦においても異名として使われていますよね。
霜が降りる月だから、というのが定説ですが、実際、霜って、いつごろ降り始めるものなのでしょうか。
地方によって違いますが、1971~2000年の平均では、旭川では10月7日前後、東京は12月14日前後、大阪は11月30日、福岡は12月8日頃だそうです。
また、気象庁によると、東京で最も早く霜が降りたのは10月21日で、これは1937年のこと。最も遅かったのは1995年の、2月6日だったそうです。
そもそも霜とは、物体の表面が冷やされて、空気中の水蒸気が凝結してくっつく、氷の結晶のこと。
風が弱く穏やかに晴れ、放射冷却により気温がおよそ5℃以下まで下がった朝、地面付近の温度が0℃以下となると、霜が降りることがあるそうです。
また、霜柱というのは、霜とは別のもの。
地中の温度が0℃以上かつ地表の温度が0℃以下のときに、地中の水分が地表にしみ出し、柱状に凍結したものだそうです。
温暖化の影響により、霜柱を見かけなくなった地域もあるようです。
子供のころ、寒い日の登校中に見つけてさくさく踏み歩いた思い出を、次の世代や、その次の世代の人たちと共有することは難しくなってしまうのでしょうか。
少し悲しい気がします。
日本の四季の美しさ、楽しさをいつまでも大切にしていきたいですね。
(参考:Wikipedia)
(文責:大住典子)
2007年11月06日 伊香保温泉は宝物
週末は、弊社の「ビジョン合宿」で伊香保温泉に行ってまいりました。
初めてでしたが、坂の多い街並み、レトロ感漂う旅館やお店、おいしいごはんとお饅頭!すっかりファンになってしまいました。
▼素敵な街並みのポイントは、その「古さ」。
「歴史」と「時間の積み重ね」だけは人工ではつくれません。
日本ではスクラップアンドビルドで商業施設をつくりがちですが、
こんな景観は一度壊したら二度と戻ってこない。
これからも大切にしてほしいですね。
▼そして魅力的なお店がたくさん。
協定でもあるのでしょうか?電飾看板などは見当たりませんでした。
また呼び込みなど大声を上げるお店もなく、静かで快適。
お店がみんなで景観と雰囲気を守っている、そんな感じがします。
旅館の人も、お土産を買いに入ったお店の人も、タクシーの運転手さんも、なんだか皆さんとってもあたたかくて、かわいく商売上手で、ほっとする2日間。
もちろん温泉も気持ちよかったのですが、それより人情と街並みに癒された気がします。
さらに驚いたのが、徹底したブランド戦略。
広義の「伊香保温泉」は「水沢うどん」という日本三大うどんの一つが食べられる場所として有名なのですが、その「水沢うどん」は、実は伊香保の温泉街では食べられないのです。
「水沢観音」という、温泉街から車で10分くらいのところにあるお寺の門前にずらっと水沢うどんのお店が並びます。
「温泉街でも店を出せば、わざわざ移動したくない観光客が集まって儲かるぞ」となりそうなものですが、多分お互いに取り決めをしているのでしょう。
反対に、伊香保名物の「湯の花饅頭」は水沢に行くと名乗れないらしく、饅頭は別名で売られていました。お互いの特性を際立たせてまぜないことで、両方に観光客が行って両方栄える。ブランディングの教科書に書いてあっても、私利私欲に走るとなかなか実現できない差別化が、ここではちゃんと成り立っていました。
いろいろと勉強になった伊香保温泉。
ビジョンの方も着々と決まってきました☆
2007年10月09日 鍋で打ち上げ
昨夜はエコチェーンネット(http://www.eco-chain.net)の開発チームで、
サイトオープンのプチ打ち上げをしました。
(まだまだ、完成ではありませんが・・・)
寒くなってきたので・・・オフィスで鍋!
白菜、にんじん、鶏肉、鱈、えのき、水菜、豆腐。
鍋は彩りが美しいお手軽料理。
みんなでワイワイつつく、というところが、また楽しいですね。
一人暮らしをしているスタッフは実家が恋しくなってしまったり。
今週末は、今度はデザインチームのプチ打ち上げ。
昨日はちゃんこ味だったので次は豆乳鍋にしようかと思っています。
その次はチゲ鍋かなあ・・・。
普段はバタバタと働いているわけですから、打ち上げくらいは激しく騒ぐよりもコタツにでも当たりながら時間を気にせず鍋をつつく。
こんなJapanese Slow Life、お勤めの会社でも取り入れてみてはいかがでしょう!
2007年09月27日 エヴァンゲリヲンと世界観
さて突然、オタクな話題ですが・・・。
月曜にエヴァンゲリヲン映画版「序」を観に行ってまいりました。
十年前に流行ったテレビアニメのリメイクになります。
そして十年遅れではまりました。遅い!
実は去年、DVDでテレビアニメ版も手を出していたのですが、映画は格段によかったです。
映像技術の進歩もあるのでしょうが、ストーリー展開の矛盾がなくなり、各キャラクターがより洗練され、独特の世界観が完成していました。
キーワードは、「世界観」。
今日は、エヴァンゲリヲンの考察を通して、世界観の構成要素について考えたいと思います。
世界観を構成している要素は・・・
1.意味づけの深さ
一見、単純な話に見えますが、各エピソードを年表に落とすときちんとした歴史となっており、エピソードの裏にはさらにエピソードが広がる、というふうに、このアニメの中で起こるすべてのことに「意味付け」がされていること。創作者としては「なんとなくエピソードとしておもしろそうだから」という理由で、絵としておもしろい場面を入れたいという誘惑にかられがちと思いますが、そうした無駄な場面がいっさいなく、全てが因果関係で描かれています。
キャラクターの描写されない出自・生い立ちや、伏線の多さもすばらしい。
2.完成度の高さ
スキがない。舞台を観ていて興ざめする瞬間というのは、得てして役者が「素に戻る」瞬間です。つまり、演じている役から普段の自分に(不測の事態や、練習不足や、照れ隠しで)戻ってしまったときです。おなじくイベントなどでも「つくりこみ」が足りないと、観ている者は「あ、これはきっと時間がなかったんだな」「想定していなかったな」というふうに冷たく見抜きます。そのように見抜かれる穴がいっさいない、という完成度の高さにうならされました。
ちなみにアニメ版は、最後の方、明らかに製作者たちが力尽きているのがわかる映像と展開で、興ざめでした。
3.技術力
日本のアニメ技術の高さには本当にびっくりさせられます。絵の緻密さ、動きの自然さ、光やスピード感の表現。リアルでありながら、心をくすぐる「アニメ顔」は維持。アメリカのSimpsonsやNinja Turtlesには逆立ちしても真似できませんね・・・。
どんなにおもしろいストーリーを考えても、それを緻密に表現する技術力と、それを実現しきる人材・機材・資金がなければ。
こうした「世界観」を構成する要素は、実はビジネスについても同じことが言えると思っております。
イベントを企画するときももちろんですが、商品製造であっても、販売、サービス業、すべてはいかに世界観をつくり、統一し、細部にこだわるかにかかっているように思います。いわゆるブランドと言われるものはこの世界観をさすのではないでしょうか。世界観ビジネスとして代表的なのはディズニーランドなど消費者向けのサービスですが、意外にBtoBの外資戦略コンサルも世界観勝負のような気がしたり。
しかし言うは易し、行うは難し。
特にビジネスは映画と違って「モノ」の完成を持って完成しない、「継続」という軸が入るので難しい。
あの完成度を見せ付けられた後では、改めて世界観構築の難しさに頭を抱える1週間になりそうです。でも、だからビジネスはおもしろい・・・。
2007年03月31日 風呂敷の美学
こんにちは。
3月に入り、気候も春めいてまいりました。
今月のテーマは「風呂敷」です。
贈り物を手渡すとき、紙袋に入れたまま差し出すのは失礼にあたるというマナーをご存知でしょうか。
これは、もともと風呂敷の礼儀作法からきています。
日本では贈り物を持っていくときにむき出しのままではなく、包んで持っていくとされていますが、差し出す際に風呂敷ごと渡すことは「返礼の品を包んで返して欲しい」という催促を意味するので、必ず包みから出して両手で手渡すこととされています。
そして風呂敷は持って帰る。
今では、風呂敷の使用が少なくなり、紙袋で用を済ませてしまうことが多くなっていますが、ちょっと立ち止まって「風呂敷」の美学を見直してみませんか。
布に物を包むという発想が初めて登場するのは奈良時代、室町時代頃に公衆風呂で脱いだ服を家紋入りの布に包んで置いておいたことや、風呂に敷いた布のようだったから「風呂敷」という名称がついたという説などがあります。
この頃から包み方もバリエーションが増え、また武家の礼法に取り入れられるようになしました。その後江戸時代には商人が商品を運ぶために日常的に使うようになり、明治時代から一般の人に広く使われるようになり、工業化され始めます。
風呂敷といえば思い出す唐草模様も、大量生産が可能になった明治30年頃から出てきたようです。エコトワザのHPを彩る模様も、実は唐草模様にヒントを経ています。
唐草は蔓草の生命力にあやかって長寿や子孫繁栄を意味する縁起のよい模様ですが、「1本の蔓から違う種類の花がいつくも咲いている=同じ時代を生きる、いくつもの違う才能がいっしょに花開いてひとつのものをつくりだす」という意味をこめています。
彩和祭Vol1の開催にあたり、長澤昌彦氏がデザインを手がけてくださいました。
ところが昭和45年頃から、紙製の手提げ袋が登場し、これまでの包む文化から、袋に詰め込む文化に変容していきます。紙袋は確かにお洒落で、使い捨てできて便利ですが、一方で過剰包装やゴミ増加の原因ともなります。
風呂敷は一枚の布なので、どのような形のものでも自由に包むことができ、また軽く、折りたたむことができるので使わないときはしまって持ち歩ける融通性・自在性があります。既に四角く形の決まっている袋に「隙間なく詰め込む」という発想から、その物の形にあわせて「包む」という発想への再転換。
この春、買い物をするときには包みも紙袋も断って、懐から春らしい柄の風呂敷を取り出して、その場で商品を包んで持ち帰ってみては。
そんな、心遣いを思わせる行為、粋だと思いませんか。
(文責:大塚玲奈)





